無為自然の在り方 | 2010年11月24日

ご無沙汰しておりました。

おかげさまで、いろいろと学びを深めさせて頂きながら

日々充実した日常を送らせて頂いております。

最近は、東洋思想を深く学ばせて頂く機会が多いですが

その中でも、老荘思想の「無為自然」(むいしぜん)ということばが響きます。

世の中全体が、行き詰まり感が強い中で、世界中で起きていることがいかに

人為的であり、強制的なことが多いことか。

自然の理に反しているというか、人間のエゴが生み出すエゴが次々と

問題を引き起こし、問題の根を深くしているように思えてなりません。

そんなかで、この「無為自然」という境地に至れば、すべてがうまく流れるのではと

思わえてなりません。

日頃、大変お世話になっております、東洋思想研究家の、田口佳史先生によると


「無為自然」とは、「緊張感を持って見守ることであり、いかに邪魔をしないかが大切」

だとおっしゃいます。

なぜ、人間はコントロールをしたくなるのかというと、自分自身の思うように都合の

いいようにしたいという、欲からくるものが多く、そしてそこには深い部分で

信頼がないようにも感じます。

そのあたりのところを含めて、自分自身のプロセスもまだまだ無為自然の境地

には到れませんが、少しでも自然の流れに乗れる自分になりたいものです。


posted by kojima at 15:03 | Comment(0) | おすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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