寒中お見舞い申し上げます | 2017年01月11日

寒中お見舞い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

最近は日本の近代経営者における創業者の研究もしています。
その流れで映画の「海賊とよばれた男」を観にいきました。
今日の大企業であり出光興産を作った、出光佐三氏をモデルにした映画である。

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敗戦で打ちひしがれていた日本国民に勇気と誇りを与え、
世界を驚かせた日章丸事件など様々な実話をベースにした映画で、
主役の岡田准一さんは見事に主人公の国岡鐡造こと、出光佐三氏を演じきっていた。
まさに、肚のある役者だと感じた。

出光佐三氏の経営思想は、まさに日本的経営の源流とも言われており、
下記の5つを基本方針としていた。

人間尊重

大家族主義

独立自治

黄金の奴隷たるなかれ

生産者より消費者へ

というものであった。

まさに、日本人が大切にしてきた根本を大事にした見事な経営思想である。

まさに、士魂商才という言葉に相応しい日本の近代経営者を代表する一人だ。

出光佐三氏から日本人としての矜持(きょうじ)を学びました。
様々な気づきを実践の場で活かせるよう精進していきたいと思います。

児島 慎一


posted by kojima at 22:30 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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