今年は、人生の棚卸しをしようという気持ちが
高まってきています。
現在46歳ですが、「五十にして天命を知る」といいますので
本当に自らの使命を果たしていく時期までに、やっておくことが
あるような気がしているからです。
世の中全体の風潮として、よりスピードが早く、複雑で、不確実性が
が増し、出来事の因果関係も不明瞭で前例のない想定外のことばかり
がおきています。
そのような時代を我々は生きているわけですが、その中で心の平安や
調和された人間関係、幸せや豊かさをどのように感じ生きていけば
いいのかということも、ひとりひとりにとても大切なこととして
問われているようにも思います。
だからこそ、根源的なことや原理原則に耳や心を傾けたりする時間や
機会も大事ですし、世の中の現象や先端性にも関心を持ち、自らを
変化させていきながら、心を開いていく態度や姿勢も同時に必要性が
増しているように感じます。
ソクラテスが説いていた「無知の知」という表現がありますが、我々は
多くのことを学ぶ前に前提や偏見を持ち、自らの目で事実を確認する
ということを疎かにしてしまいがちです。知らないことを素直に認め、
そこに対して謙虚に学ぶ姿勢がとても大事になってくるように感じます。
先日、内村鑑三の「代表的日本人」をNHKの100分de名著という番組を
通じて、再度読みなおしました。
そこには、多くの偉人が自らの人生と向き合い葛藤を受け入れてきた
生き様が描かれていましたが、あらためて多くの気付きもあり、背筋が
シャキッと伸びるような気持ちがしました。
今年は、会社設立して10年目の節目になります。
いろんな角度から「人生の棚卸し」をしてみようと思います。
できること、できないこと、得意なこと、苦手なこと、もっているスキル、本当に
やりたいこと、やろうと思って先延ばししてきたこと、家族としてやりたいこと、
など他にも様々な視点から振り返り、言語化して、自覚も促しながら、次の
ステージへ進化するプロセスができる状態に、自分自身や会社そのものを
整えていけたら思っています。
また、皆さんのお力もお借りしながら一緒にこの激動の時代をエキサイティング
に進んでいけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
posted by kojima at 22:24
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